まけいしゅら(インドのシヴァの仏教での名前)の霊格を宿す主人公 将介 それを見抜いたシヴァの明妃たる斎女一族の頭領・由麻を軸にした物語 斎女一族とは立川流のような性技をもって悟りを得ようとする術をもつ一族で女性のみで構成される ただそれらの守護者として得意な能力をもつ八部衆がいる
同じような能力をもつを団体との対立が物語の軸になるが 両者の対決が鮮明になっていくのはしばらく経ってから 当初は八部衆の顔見せ的エピソードや主人公にかけられた呪いの話など じっくりと話は進むが決してテンポは遅く感じることはない
最後近くまでは読んだが最終巻までは読んでいないのでいずれじっくり読みたいが古い作品になりつつあるのでなかなか読む機会が少ない |